真・女神転生IV
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タイトル | 真・女神転生IV | |
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メーカー | インデックス | |
公式HP | http://megaten4.jp/ | |
ニヤリ度 | その笑み一つが生死を分ける | |
サムライ度 | 本作はファンタジーと崩壊した現代が悪魔合体「士」という字の如く示された3つの選択肢 | |
ミ度ー | 任意スキル引継選択にすれちがい合体思う存分理想の悪魔が作れるぞ! | |
参考プレイ時間 | 1ルートクリアまで90時間超(DLC未使用) |
クイックレビュー
面白かったです。
マス目のような3Dダンジョン、月齢、スタンスによる悪魔使用制限を廃止し、
本筋・サブ問わず適宜明確な目的が示されるミッション制のシナリオ、
高速・快適・テンポ良しなオート戦闘や合体時オススメ悪魔紹介、
インターフェースをペルソナなどのスタイリッシュな路線に近づける…など、
初めての人でも安心して悪魔合体と交渉の楽しさ、
そしてプレスターン戦闘の駆け引きと緊張(ボス戦)、
そして世界の命運を握る選択を体感できると思います。
悪魔間のスキル引き継ぎが自由になり、
これで理想の悪魔なんかも非情に作りやすくなっていてモチベーションが上がります。
理想の悪魔作ったらウィスパーイベント(悪魔からスキルを教えてもらうシステム)で
自分も好きなように強くなれますし。
弱点を突く等効果的に戦うためのスキル配分等考えて実際に活かすことが楽しい。
レベルアップしないと機能拡張出来ないのはちょっともどかしいかも。
各種交渉手段くらい最初の1段階目は解放してほしかった。
しいて文句を言っておきたいところとすれば○×表をなくした事。
あと3Dマップの移動はもうちょっとキビキビ動いてほしい。
遊ぶ人に一言言っておくなら『序盤が最大の山場』。これを乗り越えたら奥深い悪魔との付き合いと
謎に満ちたもう一つの世界が待っている。頑張って。
ゲームの概要
ここは東のミカド国。国の習わしの儀式から偶然サムライとなった主人公。
サムライはどうやら国に会わられる悪魔を秘密裏に倒すのが仕事のようだ。
ガントレットの妖精バロウズ、そしてサムライの仲間たちと共に悪魔討伐の任に向かう。
しかし東のミカド国には「黒いサムライ」をはじめとする不穏な影が近づいていたのだった…!
異文化の流入で崩れる価値観、変わる人々、そして明らかになるもう一つの世界。
立ちはだかる悪魔たちとの戦いは手数が決められており一筋縄ではいかない!
敵の弱点突いたらニヤリと笑って、一気に畳み掛けろ!
逆にぼやぼやしてると相手に笑われ、いとも簡単にもてあそばれる恐怖。
悪魔と交渉することで仲間に誘ったり援助を受けることができる。
戦闘による育成・合体による強化・スキル継承を経て仲間たちは主人公と共に強くなっていく。
ガントレットの豊富なアプリが合体も育成も戦闘もサポートする。
神と悪魔に翻弄される人間たち、2つの世界の未来は君の手に懸かっている!
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主要イベントはフルボイスです。
共に悪魔討伐の旅をする仲間のサムライ達。 |
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長めの所感文
初めてのメガテン本編でした。 ストレンジジャーニーが本編扱いされるのなら2回目になる。 もう一つの世界挟んだ神と悪魔と人間の戦いはボリュームたっぷりでした。 悪魔合体時のスキル引き継ぎ、レベルアップによる特技習得や 他悪魔へのランクアップ等の育成要素 悪魔会話パートは受け答えがたくさん増えて、反応を見る楽しみが増えながら、 各種アプリの存在によって前作SJよりも効率的に交渉を行えるようになっていて嬉しいです。 すれちがい通信による悪魔合体はワクワクドキドキラッキーでウッキウキー。
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『DDS』…すれちがい通信で他のサムライとカード交換!!
カードに登録した悪魔と無差別合体で新たな仲魔に!? ※インデックス本社前うろついて開発者とすれちがった図 |
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ロウルートクリアですがシナリオは可もなく不可もなくでした。 ただ、選んだルートによってはロクに触れられなくなるキャラクターも多いので、 周回プレイが推薦される。もうちょっと掘り下げてほしかった人物もいたなぁ…。 中盤から一気に行ける場所が増え、3Dになった東京廃墟を観光冒険するのは 緊張感と没入感を与えてくれた。 悪魔をはじめとする別世界からの流入によって、 徐々に人々や世界がおかしくなっていく様子を目の当たりにするのは 一方で主人公達の世界でもう一方の世界の文化や遺物に触れる様子とかオモロイのです。
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サムライの国からもう一つの世界へ降り立った主人公。
一体ここは何処だろう…?見知った土地も登場する。 |
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戦闘バランスは後半に進んでいくほど楽になるタイプです。
序盤は本当に生と死の隣り合わせです。
一方で苦労して仲間を集め、悩みぬいてスキルを取捨選択を繰り返していくうちに、
着実に自分と仲魔たちが強くなっていることを実感できる。
相変わらず弱点重視のプレスターン制のバトルはやるかやられるかで好みが分かれるかも。
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弱点を突けば攻撃回数増加、突かれると減少するプレスターン。
新たに『ニヤリ』という強化要素が入り、悪魔とのは一触即発。 2Dだから演出は控えめだけど、サクサク攻防の応酬が行われる。 |
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不満点はシステムに自分の属性が組み込まれていた前作とは違い、 自分の属性がどちらに属しているかが殆ど不可視であり、 一番重要なシナリオの分岐点の時点で見えなくなるのが残念。 ある意味旧作に戻したとも取れるが、その割には悪魔の属性概念がほとんどなかったり、 月齢がなくなったのもとっつき易くするためとはいえ寂しい感じ。 新悪魔デザインはコウガサブロウとかはカッコいいけど、 天使系のデザインはあまり好みじゃなかったなぁ… 仲間は戦闘時の行動に当たりはずれがあるのでちょっと困る。 あと、フィールド移動速度をもう少し速くして!
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個人的に残念だった『合体時の○×表記』削除。
使う悪魔の絞り込みや作りたい悪魔の検索は便利だけど… |
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新しくするところは新しくして、旧態依然の所は大体排除したって印象です。 過去作でおなじみの要素を削ったりして、とっつき易いのに変えた部分が いくつか裏目に出ていることもありますが、基本的には改良だと思っていいです。 漠然としているけど世界救いたい(壊したい)って人や ガッツリとRPGやりたいって人にお勧めします。